おすすめの緩和型医療保険をご紹介 緩和型医療保険という言葉を聞いたことはありますか?
これまでは持病や既往症(過去に入院・手術をした)があると通常の医療保険には加入しにくいというのが通例でした。

ところが時代の移り変わりと医療の発達により、切らない手術や日帰り手術等、手軽な手術で病気が完治するようになり、今や既往症のない人の方が少ない現状です。

そこで、このような持病や既往症がある人でも加入できる緩和型医療保険が登場です。
ここでは緩和医療保険とは何か、どんな商品があるのか等を細かく見ていきたいと思います。


そもそも緩和型医療保険とは?

平成17年(2005年)に住友生命が開発したのが始まりで、「引受基準緩和型医療保険」や「限定告知型医療保険」とも呼ばれます。
告知のハードルをぐっと下げ、これまで通常の医療保険には加入できなかった人も万が一の病気に備えることができるようになる代わりに保険料を少し割高にし、保険会社のリスクも回避するという仕組みです。

具体的には、以下の特徴があります。
  • 保険料…通常の医療保険の1.6~2倍程度割高である
  • 告知内容…「過去3ヵ月以内に医師から入院、手術、検査のいずれかをした、または勧められたことがあるか」「過去2年以内に入院をしたことがあるか」「過去5年以内にガンや肝硬変等所定の病気で入院・手術をしたか」等、保険会社にもよりますが各社3~4個程度と通常の医療保険に比べて低い
  • 支払削減期間…保険金給付対象事由の病気に罹患した場合に、契約日より1年以内である時は通常保険給付金の50%に抑えられる



FPが考えるメリットとデメリット

医療保険とは言え、民間の会社が販売する「商品」ですから保険会社が儲けるような仕組みになっており、消費者にとってメリットがあればデメリットもあります。

まずは、悪いことからお話ししましょう。
上記にもあるように、保険料が高いこと。例えば、通常の医療保険の保険料が3,000円だとすると緩和型医療保険ではおよそ4,800円~6,000円程度になります。これを高いと捉えるか安いと捉えるかは加入者自身の価値観や考え方によります。

もう一つは、契約日から1年間は給付金が半額しか下りない点。
例えば、入院給付金日額1万円・手術給付金10万円・死亡給付金100万円の保障で契約しても、それぞれ5,000円・5万円・50万円となります。

保険会社も保険給付金をなるべく払わずに済ませたいので、持病や入院手術歴のある人が1年間何もなければ当面大丈夫だろうと一つの基準にしているのです。
これだけ言うと緩和型医療保険は、ただ高いだけの保険と思われるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

緩和型医療保険のメリットとしては、告知が少ないことと、緩和型医療保険の仲間である「無選択型保険(無告知無審査で誰でも入れる医療保険)とは違い、既往症の再発・悪化でも保険給付金が支払われる点です。

日本は公的な保障がしっかりしており、自己負担する医療費が高額にならないようになっているので実は預貯金で充分対応できたりするのですが、医療保険に加入する多くの人が「お守り代わりに」「安心だから」と口にされます。

やはり年齢を追うごとに病気のリスクは高まりますし、周りの人が病気になったという話を聞く機会も格段に増えます。
何より、人間は一度病気になると気弱になってしまいます。
入院、手術を経験して初めて「保険に入っていて良かった」「保険に入っておけば良かった」と痛感した人もたくさんいるのも事実です。

医療保険に加入しておくことで安心を得られるのであれば、保険料を支払う価値があると言えます。
また、病気により所定の状態になると以後の保険料の払込みは免除となり保障はそのまま継続するという特約をつけられるものや、解約返戻金のあるものもあり、より安心を得ることができます。


自分の健康にあまり自信がない人でも、通常の医療保険の審査に通りやすくなるポイントの紹介

日々の生活習慣に気を付けていても、ストレスや食生活の乱れ等から知らず知らずのうちに健康が損なわれ、病気の原因を積み重ねているかもしれません。

保険料や保険給付金は保険会社が破たんしないように、あるデータに基づいて設定しており、加入者から支払われた保険料を原資に安定運用しながら保険給付金を支払っています。

この保険給付金を支払ってばかりでは原資が無くなってしまうので、やはり病気になるリスクを持った人には厳しい審査があったり加入を断ったり保険料を高く設定せざるを得ません。
1番良いのは言うまでもなく、健康でいることです。

現在は健康でも、飲酒や喫煙は病気の大きなリスクなので控えたことをおすすめします。
また、加入を検討する際はありのまま、正直に告知をすることが大切です。

一回病気をしたからと言ってどの保険にも入れないということはまずありません。
その病気の再発には保険給付は受けられないという制限付きで通常の医療保険に入れることもあるので、保険販売員に相談することが大切です。



おすすめの緩和型医療保険の紹介

ここでは、おすすめの緩和型医療保険を3種類ご紹介します。

メディケア生命 メディフィットre

メディケア生命の「メディフィットRe」は健康に不安のある人でも申し込みができる一生涯保障の医療保険です。

告知項目は全部で3つ。
3つの告知項目がすべて「いいえ」なら持病・既往症のある人でも申し込みが可能です。

また、加入後の持病の悪化・既往症の再発による入院・手術も保障してもらえます。

その他には以下の特徴があります。
  • 保険料は一生涯上がらない
  • 支払削減期間中は保険給付金が半額になる
  • がんによる入院は支払日数無制限で保障(上皮内がんも保障)
  • 手術は公的医療保険制度対象手術を保障
  • 特約を付加すれば先進医療にも一生涯備えられる
(参考/35歳男性月額保険料3,780円)

» メディフィットReの詳細はこちら


オリックス生命 キュアサポート

オリックス生命「キュアサポート」は過去に入院や手術経験がある人や持病のある人が加入しやすい一生涯保障の医療保険です。

告知項目は全部で3つ。
特約を付ける場合には5個~6個の告知項目となります。

契約年齢は満20歳~満85歳となっていて、先進医療にも対応しています。

その他には以下の特徴があります。
  • 特約で死亡保障も付加できる
  • 支払削減期間中は保険給付金が半額になる
  • カンドオピニオンサービス、24時間電話健康相談サービス、糖尿病専門サポート(電話・医療機関の紹介)あり(無料)
(参考/35歳男性月払保険料3,125円)

» キュアサポートの詳細はこちら


メットライフ生命 フレキシィゴールドS

メットライフ生命「フレキシィゴールドS」は持病のある人が加入しやすいように引受基準を緩和した医療保険です。

解約返戻金はなく、支払削減期間中は保険給付金が半額になります。

その他には以下の特徴があります。
  • 特約で骨折や通院も保障される
  • 健康生活ダイアルサービス、セカンドオピニオンサービスあり
(参考/35歳男性月払保険料3,541円)

» フレキシィゴールドSの詳細はこちら


まずは通常保険の検討から始めるのがおすすめ

いかがでしたか?
病気をしてから医療保険の加入を検討するのは、決して遅いことはありません。

今や日帰り手術なんて当たり前の時代、緩和型医療保険への関心が高まっています。

でも、持病や既往症があってもいきなり緩和型医療保険に加入するのではなく、まずはありのままの告知を持って通常の医療保険への加入に挑戦してみることをおすすめします。制限付きで通常の医療保険に加入できることも、ままあるからです。

制限が付くと安心できない、少し保険料が割高になっても手厚い保障を得たい人は、今回紹介した緩和型医療保険への加入を検討されると良いでしょう。
現在は多数の商品を取り扱った対面式の保険取扱店も多くあり、気軽に相談できますよ。

ご自身の価値観、考え方に合った医療を見つけて心身ともに安定した生活を送れるといいですね。


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