医療保険とはそもそも何なのか? 「医療保険ってどれを選んだらいいのかわからない・・・」

そう思っている方はいるのではないでしょうか?
実は医療保険について迷っている人は、あなた一人ではありません。

保険ショップにはパンフレットの山、ネットでおすすめを検索をすれば、20種類以上近くのおすすめ商品が出てくる・・・そんなにたくさんおすすめされても、どれを選べばいいか余計に分からなくなってしまいます。

そこで!数々のFPに医療保険のことを聞いて回った管理人が次のことをお伝えします!

・医療保険とはどういうものなのか
・種類や保障内容

上の2つを通して、医療保険に対する理解を深め、保険選びの参考にして頂ければと思います。それでは早速どうぞ!



そもそも医療保険とは?公的と民間との違いは?


「医療保険ってまず何?」「公的と民間と何が違うの?」という方のために、まず大枠からご説明します!

医療保険には大きく分けて公的なものと民間のものがあります。

公的な医療保険(健康保険)


⇒国民皆保険とも言われ、ほぼ日本国民全てが加入している。
保険料さえ払えば誰でも入ることができる。

<保証内容>
・保険料は3割負担、全国どこの医療機関でも治療が受けられる。
・各種手当て金を受け取ることができる。

民間の医療保険


⇒加入は強制ではない。また、審査がある。
高齢者など、保険料を払う可能性がある人は加入が難しい。

<保証内容>
・保険料の大きさや会社ごとに異なる。

医療保険別の特徴


公的な医療保険に関しては、保障内容は基本的には変わりません。
ただし、職業(大企業、中小企業、自営業)によって公的な保険でも内容が変わるので要注意。

民間の医療保険に関しては、会社ごとに保障内容が変わります。
この内容の多様さが、医療保険を選ぶ時に迷う原因ではないでしょうか?

公的な医療保険である健康保険は既に入っていると思いますので、今回は詳しい説明を省きます。

選ぶのが難しい、民間の医療保険を中心に説明していきます!

医療保険の種類について


ここまで民間と公的な医療保険の違いについて説明してきました。
ここからは、民間の医療保険の種類を詳しく説明していきます。

民間の医療保険には、大きく分けて2つの種類があります。


メリットデメリットおすすめな人
定期型
保険料が安い、保険料の見直し可
貯蓄できない(掛け捨て)
保険料を割安にしたい方
終身型
生きている間保障あり、貯蓄できる、保険料は変わらない
保険料が高い、保険料の見直し不可
一生保障を求める人
貯蓄もしたい人

医療保険の種類ごとのメリットとデメリット、おすすめな人をまとめてみました。
自分に向いている保険の種類が分かったところで例を見てみましょう!

定期型と終身型のモデルケース



保険料を定期型にするのか、終身型にするのかが決まった後は以下の例を見てみましょう。

(例)20歳の女性が定期型と終身型の2つの種類を選んだ場合の試算
(〜60歳までの40年間で試算)


60歳までの総払い込み保険料
60歳時に返ってくるお金
定期型(月額3,190円)
3,190円×40年×12ヶ月=1,531,200円 
0円
終身型(月額5,590円)
5,590円×40年×12ヶ月=2,683,200円
2,683,200円

上記の表を見て頂くと、種類別に分かることがあると思います。

定期型は毎回の保険料が少ないため、家計への負担を減らすことができます。
しかし、返ってくるお金は0です。

一方、終身型は毎回の保険料は高いですが、60歳になった際に全額お金が返ってきます。

このように定期型と終身型にはそれぞれの種類別にメリットとデメリットがあります。

「毎回の保険料を少なくして家計への負担を減らしたい」というあなたは定期型の種類がおすすめです。

逆に、「毎回の保険料は大きいけど、将来に向けての貯蓄と保険をかけておきたい」というあなたは終身型の種類がおすすめです。

それぞれのシーンにもよりますが、管理人としては貯蓄も兼ね備えることのできる終身型の種類をおすすめします。

訪問看護って何?


これまでは医療保険の種類について説明してきました。ここからは医療保険の保障について説明していきます。

特に医療保険の中の保障で、皆さんからよく聞かれることが訪問看護についてです。
順番に説明していきます。

まず訪問看護とは病気や障害を持っている人の生活の場へ訪問し、看護を通したケアを提供することです。

「利用対象は?」
「医療保険と介護保険の訪問看護ってどう違うの?」
「料金とか月何回とかのルールってあるの?」

よく聞かれる上の質問に関して、看護についての比較表を作成しました。


<看護>介護保険の場合医療保険の場合
対象者・主治医からの認定+65歳以上
・主治医からの認定+40~65歳で16特定疾患を患っている
・主治医からの認定+介護保険の対象外
・主治医からの認定+末期の病を患っている
自己負担金額利用額の1割
年齢によるが、利用額の1~3割
利用時間一回の訪問で90分一回の訪問で90分だが、病の症状が重いものに限り週一回の長時間看護を受けられる
回数限度額によって変わる基本は週に1~3回
保険から支給があるかあるが、支給限度額が変わるなし
手続き方法①市町村に申請
②市町村と医者からの審査を受け、認定と書類を受けとる
③看護の業者と契約
①医師からの審査を受け、認定と書類を受け取る
②看護の業者と契約
営業時間看護する業者による(土、日、祝日休みが多い)看護する業者による(土、日、祝日休みが多い)
この表を見ることで、ある程度の看護に対する疑問は解決できます。

介護保険は負担金が少なく、手厚い保障を受けることができます。ただし審査基準は厳しく審査も多めです。

医療保険は審査などのスピードは早いが、保障は介護保険に比べて手薄です。

シーンによって選ぶのがオススメです!

生命保険と医療保険の違い


ここまで医療保険について説明をしてきました。

ある程度理解ができてくると「生命保険と医療保険って何が違うの?」という質問が出てきます。この2つは比べられることがよくあります。

しかしこの2つは全く違う保険なんです!これから解説していきます。

生命保険って?


⇒一般的に死亡時に保証金が支払われる保険。
病気やけがの際には保証金は支払われません。

医療保険って?


⇒病気やけがで入院した時に保証金が支払われる保険。
死亡した際にも保証金は受け取れますが、金額は少額です。

2つを比較して


比べてみると、保障金を受け取るタイミングが全く違うことがわかりますね。
ですからどちらの保険も加入しているという人が多いんです。

「どう生命保険と医療保険を組み立てたらお得になるの?」という方が多くいらっしゃいます。

この質問に関しては、ご自身のライフサイクルによって組み合わせていくのがおすすめです。

非常に複雑な問題となりますので、後日別記事で紹介できればと思います。

制度ってどうなっているの?


「終身型がいいとかはわかったんだけど、その前に日本の医療保険の制度自体大丈夫なの?ニュースとかで色々報道されてて心配・・・」そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この疑問に関してお答え致します。結論から申し上げると、制度が崩壊する可能性はあります。しかし、自分達の取り組み次第で制度は守っていけるものだと思います。

世界から評価される制度


日本の公的医療保険制度は世界保険機関(WHO)から最高評価を受けました。

なぜ日本の制度が評価されたのかという点についてですが国民皆保険制度を作り、誰でも病院にかかれるようにしたところが1番のポイントだと思います。

海外に関しては皆保険の制度の国はなかなかありません。先進国でも民間の医療保険が中心となっている所もあります。

この制度を支える負担金の制度が、じわじわ変わってきているのをご存知でしょうか?高齢化による医療費の増加が原因で、自己負担額が増える傾向にあります。

このまま負担額が増えていくと厳しいな・・・と考えているそこのあなたへ。対策をご紹介します。

どう対策すればいいの?


対策には2つの種類があります。

■皆保険制度を守るための対策


1つ目の皆保険制度を守るための対策ですが、医療費を減らすことが目的に繋がります。具体的には次の手段があります。

  • はしご受診、コンビニ受診をやめる
  • ジェネリック医薬品を使用する
  • まず病気にかからないように生活習慣を見直す

■老後の自分の生活を守るための対策


2つ目の老後の生活を守るための対策ですが、まさにこれが民間の医療保険に入ることなのです。

結局皆保険の目的としては国民の健康を守るために作られています。

病気になったりする可能性は老後の方が高いですよね。つまり老後の生活を守ることができれば、皆保険に頼らなくても問題ないということになるのです。

だからこそ、終身型の医療保険をおすすめします。もちろん皆保険を守るのは大切ですが、備えがあることにこしたことはないです!

まずは知識をつけることから


最後にポイントをおさらいしておきましょう。

  • 自分の老後の生活を守るために、医療保険は入っておいた方が良い
  • 医療保険は終身型か定期型をニーズに合わせて選択する
  • 訪問看護は介護保険と医療保険で内容が違うので注意する
  • 医療保険と生命保険は保障金支給のタイミングが全く変わってくるので確認

保険は日本にある種類だけで3000種類あります。そのため、その中から自分に合う医療保険を選ぶのは実際とても大変です。

選んだり、比較したりといったことにはまず基礎の知識が必要です。

わかりやすく医療保険について記事を更新していきますので、まずは当サイトで知識を深めていって下さいね!




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