医療保険料・生命保険料の月額平均費用はいくら? 医療保険に加入する際、月々支払う保険料がいくらになるのかは非常に重要なポイントです。

平成28年度の一般社団法人中央調査社の調査によると、金融・保険に対する知識の自己評価を行ったところ、年齢問わず約7割の方が詳しくないといったデータがあります。

詳しくないまま保険を選んでしまうと、不必要な保障をつけてしまったり、料金が高くなってしまったりと後悔することにもなり兼ねません。

さらに現在では各保険会社のウェブサイト上で気軽に保険料の試算ができるので、果たしてその価格が適切なのか、他の人はどのくらいお金をかけているのか、という点が気になります。

そこで今回は性別ごとの平均保険料、年齢別生命保険加入率、年収別平均保険料、世帯での生命保険加入状況、入院時平均自己負担額を見ていきます。

そうすることで他の人がいくら保険に費用を割いているのかがわかり、保険を選ぶ際の1つの判断基準になると思うので、是非参考にしてみてください。

それでは早速見ていきましょう。

※今回のデータは医療保険単体ではなく、生命保険も含むデータとなっています。
(民間生命保険会社、かんぽ生命、JA、生協、県民共済などを含む)



1ヶ月あたりの平均医療保険料金

まず最初に、性別ごとの年間払込保険料を見ていきます。

平成28年度の生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、年間払込保険料は下図のようになります。

年間払込保険料(性別)

年間払込保険料(性別)
引用元:生命保険文化センター「生命保険の保険料は年間どれくらい払っている?」
http://www.jili.or.jp
※生命保険・個人年金保険加入者を対象に集計


男性の場合

男性の年間払込保険料は、平均22.8万円です。月に換算すると、平均保険料は1.9万円です。

男性では、12万円~24万円の年間保険料を支払っている方が33.6%、次に年間12万円未満の保険料を支払っている方が26.7%いて、およそ6割の男性が毎月2万円未満の掛け金を保険に支払っています。


女性の場合

女性の年間払込保険料は、 平均17.4万円です。月平均保険料は、1.45万円です。

女性では、12万円未満の年間保険料を支払っている方が40.8%、次に年間12万円~24万円未満の保険料を支払っている方が31.8%いて、およそ7割の女性が毎月2万円未満の掛け金を保険に支払っています。

男性よりも女性の方が保険にかける金額が少なく、男性は2万円以上かける割合が女性よりも高くなっています。


これは家庭を持つことで様々なリスクに備えるということも1つの理由としてありますが、大きな理由は日本の平均寿命です。

日本は男性よりも女性の方が長生きをするため、保険料はその分長く払うことになるので保険料は安くなります。ですが、男性は短い期間で保険料を支払うことになるので女性よりも保険料は高く設定されています。


年齢別で比較

次に年齢別で比較した生命保険の加入率をみていきます。まずこちらの表をご確認下さい。

生命保険加入率(性別・年齢別) 生命保険加入率(性別・年齢別)
引用元:生命保険文化センター「生命保険に加入している人はどれくらい?」
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/provision/8.html


生命保険文化センターの平成28年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人は男性で80.6%、女性で81.3%です。

前回(平成25年度)の調査と比較すると、男性は0.3ポイント、女性は0.6ポイント増加しています。

また、同財団の平成25年度の「生命保険に入る目的は」という調査に対して、「医療費や入院費のため」58.5%、「万一のときの家族の生活保障のため」53.1%というデータがあります。 つまり、20代では約半数だった加入率が30代から8割を超えることから、結婚や出産などのライフイベントを機に保険に加入する人が増える傾向があると言えます。

その後、40代、50代、60代で生命保険加入率は8割を維持していることから、働き盛りのうちは保険に継続している方が多いことがうかがえます。

医療保険は加入時の年齢が高くなるにつれ、保険料も高くなる保険会社がほとんどなので保険料が安い20代、30代のうちに加入するのも1つの手だと思います。


年収別で比較

平成28年度生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、収入が高い人ほど高額の保険料を払っている傾向があります。

また、収入のない人も年間14.8万円の保険料を支払っていて、全体的に万が一の時に対して備える意識があり、生命保険には収入に関係なく高いニーズが存在していると考えられます。

ちなみに平成25年度の同調査と比べると、年間払込保険料の平均額は1,000万以上の年収の方を除いてどの年収層も下がっているため、保険にかける費用は減少傾向にあります。

年収別平均年間払込保険料

収入なし14.8万円
100万円未満14.2万円
100万円~300万円17.1万円
300万円~500万円
20.8万円
500万円~700万円28.6万円
700万円~1000万円29.2万円
1000万円以上47.4万円
引用元:平成28年度 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」
http://www.jili.or.jp/



平均は?主婦(主夫)の保険料支払額

平成27年度の生命保険全国実態調査によると、夫婦ともに生命保険に加入している世帯は7割を超えます。夫のみ加入、妻のみ加入を含めるとおよそ9割の世帯が生命保険に加入しています。

日本の生命保険加入率は平均すると8割ですが、世帯でみた場合は9割とさらに高い加入率になっています。家庭を持つことで将来のリスクに備える方が増えるという結果になっています。

ちなみに日本の生命保険加入率は世界的に見ても非常に高く、民間保険が中心のアメリカよりも高い結果になっています。日本は国民皆保険ですが、それに加え民間の保険会社へ加入する方が圧倒的に多くいます。

日本人の生活には保険がなくてはならないものになっています。


夫婦の生命保険への加入形態


夫婦ともに加入夫のみ加入妻のみ加入夫婦ともに未加入
平成27年74.2%12.2%3.0%10.7%
引用元:平成27年生命保険全国実態調査



入院時の平均自己負担額は約22.7万円

入院したときにかかる費用はどれくらい?

引用元:生命保険文化センター「入院したときにかかる費用はどれくらい?」
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/medical/4.html


平成25年の生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によると、直近の入院時の自己負担費用の平均は22.7万円です。

全体としては30万円未満の自己負担がおよそ7割を占めます。

自己費用負担の内訳は、治療費・食事代・差額ベッド代、交通費(見舞いの家族の交通費も含む)や衣類、日用品などです。

入院すると治療費以外にもテレビを見たり、冷蔵庫を使用したりと様々な出費があり、入院準備をするだけでもお金が必要になります。

また、グラフを見ると30万円以上の自己負担をする場合も約3割ほどあり、より高額な自己負担に備えておくことも必要になります。

現在の医療保険は入院、手術の際に保険金を受け取る以外にも様々な保障があり、差額ベッド代や通院時の交通費なども保険でまかなえるようになっています。

医療保険に加入される方の中には、個室利用分を医療保険で用意したいという方や先端医療を受ける際の治療費の用意をする方も増えてきました。

医療保険を検討される際は、各保険会社の商品を比較して、自分の希望に近い保証を選ぶことをおすすめします。


万が一のときのための医療保険・生命保険

これまでに性別ごとの平均保険料、年齢別生命保険加入率、年収別平均保険料、世帯での生命保険加入状況、入院時平均自己負担額を見てきました。

その内容をまとめると以下のようになります。

 ・男性の方が女性よりも高い保険料を支払っている
 ・30代~60代では保険の加入率が8割を超える
 ・高所得者ほど高額な保険料を支払っている
 ・無収入でも保険に加入している
 ・9割を超える夫婦が何らかの保険に加入している
 ・入院の際の自己負担は平均22万円
 ・自己負担額をカバーするような医療保険がある


これらのことから、日本人には万が一の時に対して備える意識の高さがあり、所得に関係なく生命保険には高いニーズがあることが言えます。

平成26年度の厚生労働省「患者調査の概況」によると、入院や外来で医療施設へ行った方は推計約850万人(※1)にも上ります。年間で累計すると約1億人にもなり、日本の総人口とあまり変わらない人数にもなります。
※1 平成26年10月に医療施設ごとに指定した1日を調査期間とする


このように多くの方が医療施設を利用する状況において、保険の中でも医療保険は保険金を受け取る機会が最も多い保険です。保険商品の中には、入院の際に必要になる平均22万円の自己負担費用を、毎月数千円の負担でカバーできる医療保険も多くあるので、加入しておくと万が一の出費に対応できるので安心と言えます。

新規加入や見直しを検討している人はご自身が検討、加入している保険の内容や料金を比較してみるとより良い保険が見つかるかと思います。

最後に、生命保険はご自身とご家族ために必要で、その中でも医療保険は死亡保険と並んで重要な保険とされています。入院による様々なリスクに備える医療保険を用意することは、ご自身とご家族の生活を守ることにつながります。

十分な保証の医療保険を用意して、将来的に安心した生活を送りたいものです。

当サイトでは、FP(ファイナンシャルプランナー)によるランキングや年代別、性別ごとにおすすめの医療保険を紹介しているので、参考にして頂ければ幸いです。

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