40代で医療保険に入ろうかと迷っているあなたへのおすすめ 40代を迎えたことをきっかけに、それまで検討はしても加入まで進まなかった「医療保険への加入」を考える。そんな人が増えています。

病気やケガをした場合、若年世代と比較して余裕があることの多い40代は、医療保険が担う役割も多少異なります。

医療保険の選び方から、終身保険とどちらを重視するといいのかという保険の選び方まで、様々な角度から「40代と医療保険」を考えてみましょう。


40代から医療保険に入ることのメリット

生命保険は大きく分けて、自身の病気やケガに対する医療費をカバーする医療保険と、自身に万が一のことがあった場合に遺された家族の生活費を保障する終身保険に分かれます。

社会人デビューした20代や、家族を持ち始める30代と比較し、統計的には家族の生活費に教育費や住居費(住宅購入された方は住宅ローンの返済額)が必要となる世代。

一定期間の病気やケガでも、会社を休むことなどで収入が途絶える期間があると、家計にはとても大きなダメージとなります。


生命保険加入率は?

ここで年齢別・性別別の生命保険加入率を確認してみましょう。


30代と比較し男性(84.1%→87.5%)はもちろんのこと、女性(78.5%→90.0%)に著しい加入率増加が見られます。

家計に余裕が生まれ医療保険に投入できる資金的余裕が増えることや、健康診断の結果や自覚症状が増えることで、医療保険の大切さを実感することに繋がるのでしょうか。

なお、このグラフは医療保険だけではなく、終身保険や養老保険などを含めた「生命保険」の統計であることに注意が必要です。

日本の生命保険は終身保険の特約に医療保険がついていたり、がん保険に三大疾病の保障が組み込まれていたりするため、医療保険単独での統計を見るよりも「生命保険」で見た方が実際の保険の需要を抑えている、といえます。

出典:生命保険文化センター「平成25年度 生活保障に関する調査」
http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/provision/8.html


医療保険と終身保険どちらに加入するのがおすすめ?

それでは、40代は医療保険と終身保険、どちらに加入すべきなのでしょうか。
結論を急ぐと、「人それぞれ」ということができます。

教育費や住宅ローンなど、仮に現在負担している人の身に何かがあった場合、支払いに困る負担がある家計の場合は、終身保険を優先した方がいいといえるでしょう。

その一方で、住宅ローンに対して団体信用生命保険(団信)や購入物件にモーゲージローン(死後に自宅を現金化できるローン)をかけられている場合、終身保険の必要性を下げることができます。 ここには公的年金を支払っているかも関わってきます。
公的年金を支払っている人は、万が一のことがあれば遺族年金を受け取ることができ、遺された家族には大きな支えになります。

「仮に自分が亡くなったら」とシミュレーションし、ある程度のお金を受け取ることができそうであれば、終身保険よりも医療保険を優先するとよいでしょう。

ただ、医療保険は何もなければ納めた保険料が返ってくることのない「掛け捨て」である一方、終身保険は保障と同時に一定期間加入すると解約返戻金として保険料以上のお金が戻ってくる「貯蓄性」の要素もあります。

それらを包括的に検討して、終身保険か医療保険かを選択するとよいでしょう。


保険料の平均相場(40代)とおすすめの商品紹介

次に40代が終身保障の医療保険に加入する場合の平均相場とおすすめの医療保険商品を見ていきましょう。

オリックス生命 新キュア(独身者にお勧め)

数ある医療保険ランキングで、ほとんど1位の座を確立しているオリックス生命の新キュア。
保険料の安さも評価されています。比較的特約が必要ない独身者にお勧めです。
40歳男性 2,187円
40歳女性 2,022円
<保険料算出条件>
入院給付金日額5,000円/手術給付金 入院中10万円・外来2.5万円/先進陵特約あり/重度三疾病一時金特約・がん一時金特約なし
保険料払込期間・保険期間 終身

» 新CUREの詳細はこちら


損保ジャパン日本興亜ひまわり生命 新健康のお守り

こちらも独身者にお勧めの医療保険。医療保険として保険料が高額になりがちな三大疾病支払特約をつけた場合も、それほど保険料は上昇しません。
基本パターン 三大疾病支払日数無制限特約付
40歳男性 2,057円 2,327円
40歳女性 1,762円 2,022円
<保険料算出条件>
入院給付金日額5,000円
医療用特定疾病診断保険料免除特約なし
保険料払込期間・保険期間 終身


メットライフ生命 フレキシィゴールドS

手術保障や入院保障がお勧めの終身型医療保険です。放射線治療なども幅広く保障しています。
プランによって退院後の通院保障や、三大疾病での通院保障への保障度合いが分かれています。
基本
プラン
通院安心
プラン
三疾病安心
プラン
保障充実
プラン
40歳男性 3,831円 4,668円 4,481円 5,318円
40歳女性 3,546円 4,257円 4,176円 4,887円
<保険料算出条件>
入院保障日額5,000円(2年目から。1年目は2,500円)
入院中の手術保障5万円(2年目から。1年目は2.5万円)
通院中の手術保障1.25万円(2年目から。1年目は6,250円)
先進医療2,000万円まで保障+一時金5万円。
保険期間・保険料払込期間:終身/先進医療給付特約

» フレキシィゴールドSの詳細はこちら


高額療養費を踏まえたうえでの保険選びを

医療保険を選ぶとき、病気やケガに必要な医療費そのものを選んでしまうと結果的に余計な支出をしてしまいます。

それは公的保障があるためです。公的保障のなかでも代表的な制度が、「高額療養費」です。

高額療養費制度とは公的健康保険制度のひとつ。最近急速に知名度をあげている制度です。

健康保険に加入する人の所得に応じて、医療費が一定額以上必要となった際に、一部が還付される制度です。

計算式は以下の公式を使い、1か月ごとに行います。
収入に応じての上限額は下図の4通り。それぞれの額は異なりますが、幅広い所得層が保障されています。

所得区分 1か月の自己負担額
ア 標準報酬月額83万以上 約25万2600円
イ 標準報酬月額53万~79万 約16万7400円
ウ 標準報酬月額28万~50万 約8万100円
エ 標準報酬月額26万以下 約5万7600円
表中の標準報酬月額は、毎月の基本給や交通費など、勤め先の会社から支給されているお金を1か月に平均した時の金額です。

この月額は厚生年金や健康保険の保険料算出にも使われています。1年のうちの4月、5月、6月の所得から算出されます。

たとえばウに該当する人は、1か月間の合計の医療費が20万円かかった場合も、8万100円までの自己負担でいいという計算式になります。

医療保険を検討する場合は、この制度を踏まえたうえでの必要保障のニーズを判断することが大切です。

このほかに、勤務先で高額療養費制度とは別の保障制度が充実していることも、医療保険の加入にあたっては、自身に病気やケガなどのまさかの事態があったとき、何によっていくらの額が保障されるのか、医療保険の保障内容と重複する部分をピックアップして認識しておくことが大切です。


あなたの需要に合わせて選ぶことが大切

40代における医療保険の考え方についてまとめました。
本稿にてお伝えした高額療養費などの公的保障制度を踏まえたうえで、加入する医療保険を考えるようにしましょう。

また、年齢別・性別別にどのような保険が必要かの根本的な部分もとても重要です。

統計をもとに、需要にマッチした医療保険に加入することが大切です。





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