医療保険が値上げ!?その理由と今後の保険料とは 保険会社は主に保険の契約者から得た保険料を元手に国債や株式、外貨などで運用し利益を出して将来契約者に支払う保険金を確保しています。

そんな保険会社の懐事情は我々にも影響します。現在、医療保険・がん保険・介護保険・生命保険・年金保険など様々なタイプの保険が存在しますが、そのほとんどで保険料の値上げが実施されています。

今回はこの保険料の値上げがなぜ起こるのか、そして将来における保険料の変動はどうなるのかを仕組とともに解明していきます。


保険料の仕組み

保険料の仕組み 保険の基本理念は「助け合い」です。多くの人から少しずつお金を集め、一部の困窮している人間にそのお金を役立てるという形です。

医療保険もまた同じ原理で保険会社が契約者からお金を集め、そのお金の中から手術や入院をした人に保険金を支払うのです。もちろん保険会社も営利企業なので利益を追求しなければなりません。そのため集めたお金で投資などして利益を上げます。

保険料は過去のデータから年齢や性別で分類した入院率を求め計算します。保障範囲が広くなったり、保障期間が長くなればなるほど保険料は上がる仕組みになります。また、保険料は保障分の金額と保険会社の手数料が含まれているので大きく二つに分けることができます。

支払保険料=純保険料(保障内容に対する金額)+ 付加保険料(保険会社の手数料)

次に2017年に保険料が上がった背景を見て行きたいと思います。


2017年の保険料上昇の理由

保険料上昇の理由 2017年4月に保険料が値上がりしていたことはご存知でしたでしょうか。これは特定の保険会社だけが値上げをしたのではなく、各社一斉に値上げしました。この原因は標準利率が絡んでいるのです。

標準利率とは金融庁が各保険会社に向けて設定した保険会社の運用利回りの基準となる数値のことになります。各保険会社はこの金融庁から出される標準利率を基に、運用で得られる利益を考え、利益達成のために必要な保険料を設定します。

簡単に言うと標準利率が下がると利益も減り、標準利率が上がると利益が増えることになります。これを我々消費者目線で言うと、標準利率が下がると保険料が上がり、標準利率が上がると保険料が下がることになります。

この標準利率が2017年4月に大幅に下げられました。しかも今までにないレベルでの下げ幅であり、実に従来の1%→0.25%にまで下げることを決定しました。

ちなみにどんな保険の保険料が下がったのかは以下の通りです。

・終身保険
・学資保険
・年金保険


つまり積立型の保険料が上がったのです。保険料は年齢や健康レベルで変わりますがおおよそ10%~25%ほど値上げしたと言われています。


2018年からの保険料はどうなる?

2018年はどうなる 次に2018年の保険料に関して言及します。前述の通り2017年の改定は標準利率引き下げによる保険料値上げが行われましたが、2018年では保険料が下がる可能性があります。保険料引き下げが予想される要因としては、予定死亡率が影響しています。

予定死亡率とは公益社団法人である日本アクチュアリー協会が算定している標準生命表を基に、契約者の死亡率を数値化して表したもので予定死亡率が高いほど保険料は上がるようになります。

なぜなら死亡率が高いということはそれだけ将来にわたって保険会社に入ってくる保険料が少なくなるといえるからです。

昨今の日本の医療技術は進歩の一途をたどっており、長生きするのが当たり前になってきています。早ければ2018年4月には標準生命表が改定されると予想され、さらに長寿化していることから予定死亡率は下がると考えられます。

予想としては保険料が5~10%下がると言われています。

2018年以降の保険料について

長生きすることが単純に保険料を下げることに繋がると思っていたら足元をすくわれるので慎重になりましょう。長生きするということは逆に病気や介護のリスクが高くなり、生存給付を前提としている医療保険やがん保険、介護保険などの保険金が給付される機会が増えることになります。

ここでいったん整理すると、保険料に影響を与える要因には「標準利率」「標準生命表」が大きいです。

もちろん保険料改定は各社ともタイミングがずれたり、商品によっても差が出てくることがあるので一概には言えませんが、2018年は下がる傾向に、2019年以降は医療保険、ガン保険、介護保険を中心に値上がりする可能性があると考えましょう。

ちなみに少子高齢化と言われる日本なので長期的な目線で見ると確実に全ての保険商品の保険料が上がるといえます。

中でもここで取り上げた生存給付タイプの保険の値上げは止めることができないと言えます。最も気になるであろう医療保険に関しては保険料が上がるのを前提にすると、保険料が年齢によって変わることのない終身医療保険がおすすめです。

お金に余裕のある人は60歳払込終身医療保険で早い段階で保険料の支払いを終えるのが良いですね。


保険料の値上げを意識した保険選びはOK?

保険選び 保険料が商品選びの大きな要因になっていることは確かですが、保険料の値上がりを気にして選ぶことは良いことだといえるのでしょうか。

今回の値上げは基本的に積立型の保険になります。具体的には終身保険、学資保険、年金保険などです。 このように保険の動向を気にしていつまでも選べないでいることの方が機会損失は高いといえます。

保険選びで勘違いしてほしくないのが、優先順位として一番上にしてほしいのが保障内容になります。料金は2番目3番目で良いでしょう。保障内容を優先して考えることで、トレンドに流されないライフスタイルに合った保険商品を選ぶことができるのです。

将来に対して備えるのであれば10年後より5年後に、5年後より2年後、2年後より今日すぐに加入する方がベストです。保障内容にトレンド性を求めるのであれば、最初から乗り換え前提での保険選びになります。

そうなると保険料が安い方が乗り換えしやすいため有利になるでしょう。それ以外の方は積立型で将来に投資するのが良いでしょう。


まとめ

まとめ ここまでの簡単なまとめは以下の通り。

  • ・2017年4月から値上げした保険商品は積立型の保険
  • ・2018年は積立型の保険(生命保険など)は値下げの方向に
  • ・2018年以降は医療保険、ガン保険などの入院・通院で給付される保険が値上げの方向に
  • ・今回の保険料値上げ要因はマイナス金利などによる影響で保険会社の運用が厳しいため
  • ・保険を選ぶときに一番重視するのは保障内容で価格ではない

保険料は関係ないとは言っていますが、この記事を読んでいただいたことで保険料に関する仕組みがある程度は理解できたかと思います。

保障内容を重視して頂くのはもちろんとしても、保険料改定のニュースがあった際にはその背景にどんなことがあるのかを少しずつ理解できるようになるでしょう。そこで少子高齢化をひた走る日本から将来の保険料の予想もできるかもしれません。

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