医療保険に関する難しい用語を解説! 【広告・PR】当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

医療保険って専門用語が多く、よく分からないと思ったことはありませんか?

いざ保険に加入しようと思っても、分からないことがあると不安ですし、保障内容の意味がわからないままなんとなく契約しがちになります。

生命保険や医療保険の契約は、一生で家に次いで二番目に高い買い物と言われていますので、しっかりと理解した上で加入したいものです。

そこで今回は生命保険、とりわけ医療保険に関する用語について解説します。意味をしっかりと理解した上で保険選びをしましょう。


医療保険の種類に関する用語

医療保険の中にも種類があります。まずご自身がどの医療保険を選ぶかという点で、よく耳にする用語をご紹介していきます。

医療保険

医療保険とは、病気やケガなどによって、入院や手術をした際に給付金を受け取ることのできる保険です。

給付金の支払い対象となるのは基本的には入院や手術ですが、通院や特定の疾病や治療方法の場合に上乗せして受け取ることのできるものもあります。ただし、病気やケガの治療のための入院や手術である必要があり、例えば美容整形などは対象となりません。

定期医療保険

定期医療保険とは、保障期間が定まっているものを指します。例えば、10年間や60歳までといったように年数や年齢など一定期間です。

期間が定まってはいるものの、自動更新という制度があり、拒否をしない限り自動的に保障期間を延長することができます。しかし、その更新時の年齢によって保険料が再計算され、保険料が上昇していく点には注意が必要です。

終身医療保険

終身医療保険とは、保障期間が終身、つまり一生涯のものを指します。保険料は加入時の金額そのままで、ずっと変わりません。

定期医療保険に比べると加入当初の保険料は割高ですが、保険料がずっと変わらない分、長期間にわたって契約すると合計の保険料が定期医療保険より割安になることもあります。

女性保険

女性保険とは、女性特有の病気に対して保障が手厚い医療保険のことを指します。

例えば、乳がんや子宮がんなどが女性特有の病気に該当し、通常5,000円の入院給付金日額のところ1万円給付されたりします。もちろん通常の保険に比べると保険料は若干高く設定されています。

引受基準緩和型医療保険

保険会社がその契約を引き受ける基準、逆に言えば契約者が加入するための条件が緩和されており、持病や入院した経験がある方でも入りやすい医療保険のことです。

具体的には、健康状態に関して告知する項目が通常の医療保険と比べて少なくなっています。しかし、持病や入院した経験がある方でも加入しやすい分、通常の医療保険に比べると保険料は割高になっています。

無選択型医療保険

保険会社が契約を引き受ける際に、その契約者を選択しない、つまりは誰でも入れる医療保険です。

健康に関する告知が一切不要で、持病や入院経験がある方でも問題なく加入することができるものの、契約の年齢に制限があったり、反社会的勢力の人は加入できないなど、一定の条件があります。

健康状態に関わらず加入ができる分、保険料は引受基準緩和型医療保険よりもさらに割高になっています。


契約に関する用語

契約者

契約者とは、保険会社と契約し、保険料を支払う義務のある人のことを指します。 契約者はその保険契約を解約したり、解約返戻金を受け取る等、契約に関する様々な権利を有しています。

被保険者

保険者とは、保険契約による保障の対象となっている人のことで、その人の死亡や入院・手術などによって保険金や給付金が支払われます。

保険金受取人

保険金受取人とは、その名の通り、保険会社から支払われる保険金や給付金を受け取ることのできる人のことを指します。 医療保険においては、入院や手術時に支払われる給付金の受取人は原則被保険者となります。

保険料

保険料とは、契約者が保険会社に対して支払う金銭のことを言います。

保険金/給付金

保険金、給付金はともに、保険契約による保障の結果として保険会社から支払われる金銭のことを言います。

保険金と給付金の違いは、支払いによって保険契約が終了するものが保険金、終了しないものが給付金です。そのため、医療保険で入院や手術の際に支払われるのは入院給付金、手術給付金と呼ばれます。

保険年齢

保険年齢とは、その保険契約の保険料を算出する際に使用する年齢のことを言います。

保険会社によっても異なりますが、契約日時点の満年齢を使用する場合と、年齢の端数月数が6ヶ月未満の場合は切り捨て、6ヶ月以上の場合は切り上げた年齢を使用する場合があります。

例えば、29歳7ヶ月の人の場合、前者では29歳として、後者では30歳として保険料が計算されることになります。

保険期間

保険期間とは、その保険契約の保障が続く期間を言います。

保険料払込期間

保険料払込期間とは、その名の通り保険料を払い込む期間のことを言います。保険期間と保険料払込期間は必ずしも一致せず、例えば保障(保険期間)は一生涯、保険料の支払いは60歳まで、といった形式を選択することもできます。

保険料払込方法(回数/経路)

契約者は保険料を保険会社へ支払う方法として、その回数と経路を選択することができます。回数は月払(毎月)、半年払(年2回)、年払(年1回)、一時払(契約時に一括)から選択することができます。基本的に回数が少ないほど保険料は割安になります。

また、前納制度により将来の保険料を前もって支払っておくこともでき、その場合も一定程度保険料が割り引かれます。経路については保険会社によっても異なりますが、口座引落し、給与天引き、クレジットカード支払、振込用紙による支払いが選択できます。

告知義務

告知義務とは、保険に加入する際に保険会社からの質問に契約者や被保険者がありのままを答える義務を言います。

具体的には職業や過去の傷病歴などを告知書と呼ばれる書類に記入します。もし告知義務に違反してしまうと、保険会社から契約を解除されたり、保険金・給付金が支払われないといったことが起こります。

責任開始日

責任開始日とは、その保険契約の保障が開始する日のことを言います。

「申込書類の記入」、「第1回目の保険料の支払い」、「診査(告知)」のすべてが完了した日が責任開始日となります。医療保険の場合、これら3つは同時に行われることが多いので、その日(正確にはその時間)から保障が開始します。

主契約/特約

主契約とは、その保険の基本となる保障内容であり、取り外すことができません。多くの医療保険では、ケガや病気による入院に対する保障が主契約となっています。

特約とは、保障を充実させることのできるオプションで、任意に付け外しが可能ですが、それ単体で契約することはできません。例えば、人気の先進医療などは特約として用意されています。

診査

保険会社が保険契約を引き受ける際に、被保険者の健康状態を正確に把握するために行うことを診査と言います。

具体的には医師による診察、告知書への記入、健康診断書の提出などがあります。加入する保険の種類や金額によって、診査の方法は保険会社から指定されますが、ほとんどの医療保険は告知書への記入だけで済みます。

特別条件(部位不担保)

特別条件とは、被保険者の健康状態の告知内容からリスクが高いと判断された場合、そのリスクの程度に応じた条件が付加されることを言います。

特別条件はその性質から契約者に不利な条件が付加されますので、その条件に同意した場合のみ契約は成立します。特別条件には数種類ありますが、医療保険の場合は特定の部位のみを保障外とする、部位不担保と呼ばれる条件が付与されることが多いです。

クーリング・オフ

保険契約の場合にもクーリング・オフ制度が適用されます。

契約後であっても、申し込みの日、もしくはクーリング・オフについて記載された文書を受け取った日のいずれか遅い日から8日以内(保険会社によって異なる場合あり)に保険会社へ申し出ることで、その契約を撤回することができます。

ただし、口頭ではなく必ず書面で申し出る必要がある点には注意が必要です。

解約

解約とは、その保険契約を契約者側から解除することを言います。

保険契約は一般的な契約とは異なり、契約者側からの一方的な意思表示によりその契約を解除することができ、違約金等が発生することもありません。

解約時に返戻金があればそれを受け取ることもできますが、医療保険は保険料を抑えるために解約返戻金がないものがほとんどです。保険契約を解約すると、当然ですがそれ以降は保障がなくなります。

失効

失効とは、保険契約が効力を失うことを言います。

月払の契約の場合、2ヶ月分保険料の未納状態が発生するとその契約は失効してしまいます。保険契約が失効すると保障がない状態となるため、もしその間に入院や手術をしたとしても給付金は支払われません。

復活

復活とは、失効した契約をその間未納であった保険料を全額払い込むことで元に戻すことを言います。

復活することにより、その時点から保障が発生します。ただし、復活するには再度告知が必要で、その時の健康状態によっては復活することができない場合もあります。


保障内容に関する用語

意外と多いのが自分が契約している保障内容を把握していないケースです。ここで改めて保障内容の用語をもう一度確認しておきましょう。

入院給付金

入院給付金とは、ケガや病気の治療のために入院をした場合に受け取れる給付金です。多くの場合、入院の日数に応じて給付金が支払われ、その金額は入院給付金日額と呼ばれることもあります。

例えば、入院給付金日額1万円の医療保険に加入し、5日間入院すれば5万円の入院給付金が受け取れます。入院給付金については、最近では日帰り入院から支払われるものが主流です。

ただし、昔に加入した医療保険の場合には、5日目から支払われるものや20日以上の入院が条件となっているものもあります。

手術給付金

手術給付金とは、手術を受けた場合に受け取れる給付金です。手術の種類や保険会社によっても受け取れる金額が異なります。

また、医療保険の種類によっては、入院中の手術であることが手術給付金を受け取る条件として、日帰り手術は対象外となる場合もあります。

三大疾病特約

三大疾病とは、「がん」、「心筋梗塞」、「脳血管疾患」を指します。

この三大疾病に対しては、特約として保障を充実させることができます。三大疾病は入院が長期化する傾向にあるため、入院が長引いても無制限に支払いが受けられるようになるものや、一時金が受け取れるもの等があります。

多くの医療保険で三大疾病特約(名称が異なる場合あり)が付加できますが、その給付金の支払い条件は異なる場合があります。

例えば、心筋梗塞の場合、入院すれば給付金が受け取れる医療保険もあれば、60日以上の労働制限が必要であると診断を受けた場合に初めて受け取れる医療保険もあります。

七大疾病(七大生活習慣病)特約

七大疾病(七大生活習慣病)とは、三大疾病に「糖尿病」、「高血圧」、「慢性腎不全」、「肝硬変」を加えたものを指します。三大疾病同様、七大疾病についても特約として保障を充実させることができます。

上皮内新生物

上皮内新生物は上皮内ガン、上皮内腫瘍とも呼ばれ、がん細胞が上皮内にとどまっており、ほかの細胞へ浸潤していない状態のがんのことを指します。

がんではあるものの、比較的初期・軽度のがんであり、悪性新生物とは扱いが異なります。がんと診断されれば一時金が受け取れる特約を付加していても、それが上皮内新生物の場合は減額されたり支払対象外となっているものもあります。

また、医師にがんと診断されても実際に保険会社に請求すると上皮内新生物扱いとなりトラブルとなるケースも多いため、事前によく確認しておいた方がよいでしょう。

先進医療

先進医療とは、最新の医療技術とそれを行うにふさわしい医療施設であるとして厚生労働省に認められたものを言います。先進医療と認定された技術とその医療施設については定期的に入れ替えが行われています。

先進医療は健康保険の適用外で全額自己負担となるため、医療費が高額になる傾向にあります。例えば、がんの治療で用いられる陽子線治療などはおよそ300万円ほどの費用がかかります。


まとめ

医療保険を契約するにあたっては、なかなか日ごろ聞きなれない用語を耳にすることが多いと思います。しかも、保障内容については、同じ用語であっても保険会社や商品によって異なったりする場合もあります。

ここに記載した用語をすべて正確に記憶しておくことは困難かもしれませんが、用語の意味がわからないときにはこちらを読み返して頂ければ幸いです。

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